大人気レク「フルーツバスケット」!ルールと楽しさ、安全な遊び方とは?
れんれん:はいさい!沖縄で児童クラブ支援員をしているれんれんです!
今回は、学級レクや放課後活動の定番中の定番、「フルーツバスケット」をご紹介します!
子どもたち:あー!知ってるー!鬼にならないように急いで座るやつでしょ?
そうそう、それです♪
でも実は、ただ楽しいだけじゃなく、子どもたちの成長をしっかり支援できる遊びなんです。
ルール、安全性、育まれる力まで支援員目線で詳しく解説します!
🎯 対象年齢と人数
フルーツバスケットは小学校低学年〜高学年まで、幅広く楽しめる遊びです。
- 参加人数:8人〜30人程度
- 推奨:10人以上で円になって行うと盛り上がる!
室内でもできるので、雨の日や限られたスペースでも活躍しますよ◎
📘 遊び方と基本ルール
ルールはとってもシンプルで、すぐに覚えられます!
- 子どもたちは円形にイスを並べて座ります(人数よりイスを1つ少なく)
- ひとりが「鬼」となって中央に立ちます
- 全員に「りんご・みかん・バナナ」など果物の名前を振り分けます
- 鬼が「りんご!」と呼ぶと、りんごの子たちは席を立って別の空席へ移動!
- 鬼も空席に座ろうとする→座れなかった子が次の鬼
- 「フルーツバスケット!」と叫ぶと全員が移動!
れんれん:「フルーツバスケット!」が出たときの混乱と爆笑…あれが最高!
🛡️ 安全面と配慮ポイント
運動量は少ないですが、イスの移動時に転倒や接触が起こることも。
- 床が滑りやすい場所では注意喚起をする
- イスは安定性のあるものを使う(パイプ椅子が理想)
- 「押したり無理に割り込まない」など、事前に約束を共有しておく
ルール理解に不安がある子には、見学スタート→少人数での練習ラウンドを導入すると安心です。
🌱 フルーツバスケットで育まれる力と支援員のねらい
- 集中力(音や言葉への注意力)
「りんご!」「バナナ!」などの呼びかけをしっかり聞き取る必要があるため、耳を澄ませて集中する姿勢が育ちます。
特に低学年の子には、「次はどの果物が呼ばれるかな?」とワクワクしながらも静かに待つ経験が、注意力や我慢する力の育成につながります。 - 判断力(動作の切り替え)
「呼ばれた!でも隣の席は埋まってる…どうしよう!」という瞬間的な判断が求められます。
子どもたちは「空いてるイスにすばやく座る」「ぶつからないように回り込む」といった判断を何度も繰り返す中で、状況に応じた動き方を身につけていきます。 - 観察力(他者の動きへの意識)
誰が立った?どこに座ろうとしている?をよく見て動かないと、ぶつかったり席を逃したりしてしまいます。
他の子の動きを見ながら「あの子があそこに行くなら、こっちが空く!」と考える力が育つため、空間把握や視野を広く保つ練習になります。 - 協調性(仲間との関わりや思いやり)
ゲームを進める中で、「今度は○○くんが鬼やってみたら?」「がんばってー!」などのやり取りが自然と生まれます。
支援員が「交代制で鬼になろうね」「声かけしあえると嬉しいね」と促すことで、関係づくりや他者を尊重する姿勢が育ちます。 - 自己肯定感(小さな成功体験)
「初めて鬼ができた!」「間に合って座れた!」「みんなが笑ってくれた!」など、達成感や周囲とのつながりが感じられる遊びです。
特にシャイな子でも「自分が中心になれる時間」を持つことで、自信や安心感につながる支援の場面になります。
れんれん:子どもたちのちょっとした行動や表情から「育ちの芽」が見える遊びです♪
発達段階に応じた支援の例:
- 低学年:動作を真似しやすくするため、果物カードや絵カードを使う
- 中学年:「果物しばりなし」で「好きな色」などを加え、柔軟な思考や発想力を刺激
- 高学年:「鬼が質問するルール」などを追加し、言語表現や発表力も育てる
れんれん:年齢に合わせてルールを工夫すると、飽きずにずーっと楽しめますよ!
🎉 フルーツバスケットの魅力
- 次の「鬼」になるかもしれないというドキドキ感!
- 全員移動の「フルーツバスケット!」で大混乱&大爆笑
- 動きは少なめなのに、スリル感・盛り上がり・達成感がぎっしり
シンプルだけど奥が深い、何度遊んでも飽きない遊びなんです♪
🔚 まとめ
フルーツバスケットは、学童や学校レクで絶大な人気を誇る王道ゲーム!
簡単なルールの中に、子どもたちの成長を引き出すヒントがたくさん詰まっています。
年齢に合わせた支援とちょっとした工夫で、子どもたちの笑顔も達成感もグッと増えますよ♪
ぜひ日々の遊びに取り入れてみてくださいね。
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