れんれん:はいさい!沖縄で児童クラブ支援員をやっているれんれんです!
今回は、私の児童クラブで子ども達と遊ぶ時に行っている「3on3」についてご紹介します。
子どもたち:え〜!3人でバスケ?難しそうだけど楽しそう!
「バスケって難しそう…」「ボールの扱いに自信がない」そんな子どもたちでも、工夫次第で楽しめるのがこの遊び!
準備も特別な道具もいらず、段ボールと柔らかいボールさえあれば実施できるので、ぜひチャレンジしてみてください♪
特に最近では、子ども達の間でもバスケットボールに興味を持つ子が増えてきており、「NBAを見た!」「スラムダンク知ってる!」などの声も聞こえてきます。
そんな今だからこそ、ミニゲームから始めて、楽しさを知ってもらうチャンスです!
🎯 対象年齢・人数・準備物
- 対象:全学年(特に中学年以上がルールを理解しやすい)
- 人数:2名以上(3人vs3人が理想)
- 準備物:柔らかいバスケットボール、ビブス、段ボール製リング(120cm程度)、ラインテープ、ホワイトボード(得点用)
📋 基本ルールと遊び方
基本的なルールは簡単に設定して、誰でも参加しやすくしましょう。
- コートの広さは安全を考慮して職員が調整
- 柔らかいボールを使用(安全性重視)
- 守るべき3ルール:ダブルドリブル/トラベリング/叩く・押す禁止
- リングは段ボールで自作、高さは約120cm
- ダンクシュートは禁止(リングが壊れやすいため)
- リングの30cm以内は立ち入り禁止ゾーンに
- 低学年には「ブロック禁止」などのハンデ調整を
- 交代制にして全員が参加できるようにすると◎
初めての導入時には、簡単な1on1やフリースロー対決から始めて、徐々にルールの幅を広げていくのがおすすめです。
また、試合前に「チーム名を決めよう!」とすると、チームとしての一体感も高まりやすくなります。
🛡️ 安全対策
- 接触プレーが多い遊びなので「押す・叩く」は徹底してNG
- 怪我の恐れがある場面では退場措置など毅然と対応を
- ビブスの色を分けてチームがわかりやすいようにする
- 試合前にウォーミングアップを取り入れることでけが予防にもつながります
🌟 得られる力
- 瞬発力:相手の動きに素早く反応して動くことで、全身の筋力や神経の連携が育まれます。
- 集中力:試合中は常に周囲を見ながら判断しないといけないため、集中力の持続力が鍛えられます。
- コミュニケーション能力:味方とのパスや声かけが重要なため、自然と話す力や聞く力が身につきます。
- 協調性:1人では勝てないので、自然と仲間との協力が必要になり「チームのために動く姿勢」が育ちます。
- 洞察力:相手の動きや意図を読むことで、状況を見抜く力が養われます。
- 思考力:どう動けば有利かを考えながらプレーすることで、戦略的思考が磨かれます。
- 判断力:瞬時に「シュートかパスか」などを決める必要があり、素早く正しい判断をする訓練になります。
- 体の使い方:走る・止まる・跳ぶ・投げるといった運動の基本動作が、遊びを通して自然と身につきます。
😆 支援員目線のおもしろポイント
私のクラブでは、3・4年生を中心に始めて、ルールが理解できるようになったら低学年も巻き込んで実施しています。
れんれん:最初は「全部自分でやりたい!」って子が多いんです(笑)
子どもたち:だってシュート決めたいもん!
でも、パスの楽しさや仲間との連携を伝えていくと、少しずつチームワークを意識してくれるようになります。
『仲間と協力して点を取る喜び』を知ると、子どもたちの表情がどんどん変わっていきます。
試合を重ねるごとに作戦を考えるようになる姿も見られ、スポーツを通して成長する姿は、支援員として本当に嬉しい瞬間です!
「シュートが入った時にみんなでハイタッチをして喜ぶ姿」や「負けても楽しかった~!と振り返る姿」は、この遊びならではの魅力ですよ!
✅ まとめ|3on3は協力プレーの入口!
段ボールでリングを作るだけで、子ども達の中で「バスケットボールごっこ」が始まります。
遊びを通してルールやマナーを学び、自然にチームワークが育まれるので、スポーツ導入レクとして非常におすすめです!
最初は簡単な1on1から始めてもOK!徐々にチーム戦にしていくことで、遊びの幅も広がっていきますよ。
普段なかなか関わらない子同士が協力することで、関係性が良くなるきっかけにもなります。
ぜひ現場でも取り入れてみてください♪
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