室内レク:小学生向けの運動遊び8選。人数・道具・広さに合わせて選べます。学童の雨の日や、体育館で体を動かしたい日に役立つ遊びをまとめました。
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「雨で外へ行けないけれど、子どもたちと体を動かしたい」「いつものドッジボールとは違う遊びを取り入れたい」。そんなときに使える、小学生・学童向けの遊びを8種類紹介します。
フープをくぐる、ボールをつなぐ、色の順番を覚えて跳ぶなど、遊びによって必要な広さや楽しみ方はさまざまです。比較表から候補を選び、気になる遊びの詳しいルールを確認してみてください。
走るコースを使う遊びは体育館・広いホール向けです。机や椅子のある教室へそのまま取り入れず、用具を動かす範囲と待つ場所を確保できるかで選びましょう。
人数・道具・広さで選ぶ!室内レクの比較表
人数は導入の目安です。対象はいずれも小学生を想定していますが、学年だけで決めず、見本の動きを無理なくできるか確かめてください。
| 遊び | 人数の目安 | 主な道具 | 必要な場所 | 楽しみ方 |
|---|---|---|---|---|
| 色おぼえジャンプ | 2人から・交代制 | 色つきフープ・色カード | 跳ぶ場所と待機場所を分けられる室内 | 覚えた順に跳ぶ |
| コーン宝探しゲーム | 数人から・交代制 | コーン・宝・かご | コーンの間を移動できるホールなど | 場所を覚えて探す |
| くるっとボール運び | 1セット1人 | フープ・コーン・軽いボール | 前後へ手を伸ばし、向きを変えられる室内 | 取る・振り向く・置く |
| プランクでコーン運び | 1人から | フープ・重なるコーン | 床で体を支え、横へ動ける場所 | 短いコースに挑戦 |
| 両隣しゃがみパス | 6人以上から | 柔らかいボール1個 | 間隔を空けて輪になれるホールなど | パスと姿勢を切り替える |
| トンネルボールリレー | 1チーム4〜6人程度から | ボール・折り返しの目印 | 体育館・広いホール | 転がす・運ぶ・交代する |
| フープくぐりリレー | 2チーム以上 | フープ・低いコーン | 体育館・広いホール | くぐって仲間へつなぐ |
| フープくぐり前進レース | 1人から練習可能 | 1人1本のフープ | 体育館・広いホール | くぐりながらゴールへ進む |
迷ったら、少人数で順番に挑戦するなら色おぼえジャンプ、ボール1個で集団遊びをするなら両隣しゃがみパス、体育館でチーム戦をするならトンネルボールリレーから検討してみましょう。
覚えて動く室内レク
1.色おぼえジャンプ|順番を覚えてフープへ
色カードの並びを覚え、カードを隠した後、その順番に対応するフープへ跳ぶ遊びです。「次は何色だったかな?」と思い出しながら動くところに面白さがあります。
低学年には2色・2個のお題から。最初はカードを見たまま移動し、流れが分かってから隠します。速さで競わず、最後まで順番が合っていたら成功にすると、落ち着いて挑戦できます。
フープの縁を踏まない配置にし、跳ぶことが難しい子は歩いて移動しても構いません。色の区別がつきにくい場合は、カードと着地点に同じ数字や形を加えます。

2.コーン宝探しゲーム|空だった場所も手がかりに
コーンの下に隠された宝を、1人1個ずつ調べて集める遊びです。宝を取ったコーンも元に戻すので、「さっき空だった場所」「もう宝を取った場所」を覚えることが次の選択につながります。
走る速さより、場所を選ぶ面白さを楽しみたいときに。室内では歩いて行い、共通の探索エリアへ入る人を1人ずつにすると、しゃがんでいる子の近くへ別の子が飛び込む場面を減らせます。
最初はコーンを少なめにし、仲間と相談する協力チャレンジにもできます。宝があってもなくても、1個調べたら戻って交代することを先に伝えましょう。
一人ずつ挑戦できる室内レク
3.くるっとボール運び|前から取って後ろへ置く
フープの中に立ち、前のコーンからボールを1個取り、向きを変えて後ろの回収用フープへ置きます。再び前を向き、用意したボールを全部運べたらクリアです。
走るコースを作らず、個別に体を動かしたいときの候補です。初めはジャンプで回らず、足を踏み替えてゆっくり向きを変えます。前後の用具は、無理に手を伸ばさず扱える距離へ調整してください。
ボールは投げ込まず、そっと置きます。次の子が始めるのは、前の子が輪から出て、ボールをコーンへ戻し終わってからです。
4.プランクでコーン運び|体を横へ動かしてゴールへ
手のひらを床につく腕立て伏せの構えで、コーンを隣のフープへ移します。両手を床へ戻してから体も横へ動かし、最後のフープで待っているコーンへ重ねたらクリアです。
全身の動きをゆっくり確かめる短いチャレンジに。まずは膝をつき、フープ3本程度から試します。「置く→手を戻す→横へ」と区切ると、動く順番を伝えやすくなります。
長く姿勢を保つ勝負にはせず、つらくなったら膝をついて休みます。手首などに痛みがある場合は中止し、しゃがむ・座るなど、その子が安定して扱える姿勢でのコーン移しへ替える方法もあります。
仲間と協力して楽しむ室内レク|ボール遊び
5.両隣しゃがみパス|ボールを持たない子にも出番
輪になってボールを回し、受け取った本人は立ったまま、その左右の隣にいる2人がしゃがみます。次の人が受け取ったら、しゃがむ役も交代します。
ボール1個で、周りの様子を見ながら動く集団遊びをしたいときに。初めはキャッチのたびに止まり、「本人は立つ・両隣がしゃがむ」を確認しましょう。パスは、しゃがんでいない人へ優しく出します。
脱落なしでつなぎ、慣れたら全員で連続成功に挑戦できます。輪が大きすぎてパスが遠くなる場合は、人数を分けて取り組みます。
6.トンネルボールリレー|足の間を転がして交代
チームで足を開いて縦一列になり、最後尾から先頭へボールを転がします。先頭の人は受け取ったボールを持って前方の目印を回り、最後尾へ。新しい先頭へ向けて、またボールを転がします。
体育館で、仲間とつなぐリレーを楽しみたいときに。最初は1チーム4〜6人程度の短い列で、歩いて交代する練習から始めます。ボールを持つ人が通るのは、仲間の足の間ではなく列の外です。
チーム戦では人数と走路の条件をそろえます。全員が1回ずつ目印を回り、最後の人が最後尾へ戻ってボールを持って立ったらゴール、など、終了条件も共有しましょう。
体育館で楽しむ室内レク|フープ遊び
7.フープくぐりリレー|くぐって、移して、タッチ
コーンを囲むフープの中に入り、フープを持ち上げて左足から通し、右足から抜き、隣のコーンへ移します。コースを終えたら戻って次の人へタッチ。全員が挑戦を終えて座るまでを競うリレーです。
走るだけとは違う動きを、チーム戦に取り入れたいときに。最初は1セットだけで、足を通す動きを練習しましょう。次の人は移されたフープから始め、反対側へ移すので、毎回最初の位置へ戻す必要はありません。
フープを動かす範囲と、戻る人の通路を空けます。体や服に引っかかったら、その場で止まって外してから再開してください。
8.フープくぐり前進レース|1本の輪で進もう
床のフープへ入り、足元から持ち上げて頭の上へ抜き、少し前へ置きます。その輪へもう一度入り、同じ動きを繰り返してゴールを目指す遊びです。
1人1本のフープで、くぐる動きを繰り返し楽しみたいときに。フープくぐりリレーとは、輪の抜き方と進み方が違います。こちらは頭の上へ抜いた輪を前へ置き、自分自身も前進します。
初めはその場で1回くぐり、慣れたら短いコースへ。跳ぶことが難しい子はまたいで入り、フープは投げずに置きます。横の人と、持ち上げた輪が当たらない間隔を確保しましょう。
学童で室内レクを選ぶときの3つのポイント
1.「使える床」から遊びを決める
部屋全体の広さではなく、机・棚・柱を除いて安全に使える範囲で判断します。走路を取れない日は、くるっとボール運びや短い色おぼえジャンプなどを、少人数の交代制で検討しましょう。ジャンプやボールの音が出せるかも施設のルールで確認します。
2.低学年は動きを減らして練習する
色のお題を短くする、コースを1セットにする、ジャンプをまたぐ動きへ替えるなど、一度に覚えることを減らします。高学年と一緒に遊ぶ場合も、最初は全員が流れを理解できる練習を入れてから競争へ進めます。
3.待つ子にも役割を作る
一人ずつ行う室内レクでは、お題係や成功を確認する係を交代します。チーム戦では、順番を知らせたり仲間を応援したりする役も作れます。大人数を一列に集めるより、用具・場所・見守りの人数に応じて少人数に分ける方が、出番を確保しやすくなります。
同じ用具で遊びを変える組み合わせ例
室内レクの用具を何種類も準備する余裕がない日は、使う道具をそろえて遊び方を変える方法があります。
- フープとコーン:プランクでコーン運び→フープくぐりリレー。体を支える挑戦から、立ってくぐる遊びへ切り替えられます。重ねるコーンとリレー用コーンは、それぞれ適した形状か確認します。
- 柔らかいボール:両隣しゃがみパス→トンネルボールリレー。目印を追加し、投げてつなぐ動きから転がしてつなぐ動きへ変えられます。両方で扱える大きさ・転がり方かを先に試します。
- 色つきフープ:色おぼえジャンプ→フープくぐり前進レース。床に置いて跳ぶ使い方から、持ち上げてくぐる使い方へ変えられます。体を通せる大きさが必要です。
用具を並べ替える間は全員を待機場所へ集め、前の遊びと次の遊びが同じ場所で混ざらないようにしましょう。
室内レクに使う用具を探す【PR】
まずは手元の用具でできる遊びを選び、不足するものだけを用意しましょう。
マーカーコーン
リレーの折り返し位置やコースの目印に。宝を隠す用途やコーンを重ねる用途では、形状が合うか別途確認してください。背の低い皿型マーカーで、すべての遊びを再現できるとは限りません。
スポンジボール
筆者が学童でも使っているスポンジボールです。パス用には受け止めやすい大きさか、トンネルボール用には足の間を通り、床を転がるかを確かめます。コーンの上に載せる遊びや宝探しには、サイズが合うとは限りません。
室内レクで体を動かす前に確認すること
- 滑る床、濡れた場所、障害物がないか確認する。
- 遊ぶ場所・待つ場所・戻る通路を分ける。
- フープやコーンがずれたら止めて整える。
- ボールを全員で追いかけず、回収する人を決める。
- 止まる合図を共有し、疲れた子は休めるようにする。
競争を始める前に、動きの練習を1回入れます。速さを競うことが合わない日は、全員クリアや連続成功を目標にしても楽しめます。
よくある質問
狭い教室でもできる?
今回の8種類は、どれも道具を置いたり体を動かしたりする空間が必要です。走るリレーは体育館・広いホールで行い、教室では机や椅子から離れて必要な範囲を確保できる遊びだけを選んでください。難しい日は、机上でできるリズム遊びやボードゲームへ切り替える方法もあります。
低学年と高学年が一緒でも遊べる?
お題の長さや姿勢、コースを調整して取り入れられます。個人チャレンジはそれぞれに合う難しさにし、対戦する場合は同じ組の条件をそろえると進めやすくなります。
道具なしで遊べるものはある?
この記事はフープ・コーン・ボールを使う運動レクのまとめです。道具を準備できない日は、手拍子や言葉の指示に合わせる遊びなど、別の室内レクを選びましょう。
場所と人数に合う室内レクを1つ選んでみよう
室内で体を動かすレクは、広さと道具、子どもたちの動きに合わせて選ぶと進めやすくなります。まずは比較表から1種類を選び、短い練習で遊びの流れを確かめてみてください。
座って楽しむ遊びも探したい方は、小学生におすすめのボードゲーム10選も参考にしてください。
※各遊びの詳しい準備・図解・参考元は、リンク先の個別記事に掲載しています。本記事の選び方や組み合わせは運営案として整理したものです。
















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