手足の色合わせゲームは、両手・両足に付けた色の目印を見て、指定された色が付いている手や足を輪の中央へ出す遊びです。
同じ「青」でも、手に付いている子もいれば、足に付いている子もいます。隣の子の動きをそのまままねするのではなく、自分の目印を確かめて動くところが面白いポイントです。
椅子に座ったまま取り組めるため、走る遊びとは違う室内レクリエーションを探しているときにも取り入れられます。まずは速さを競わず、全員で同じ色を集めることを目標にしてみましょう。
※「手足の色合わせゲーム」は、本記事で使用する呼び名です。参考映像では、椅子に座った参加者が手足の色の目印を中央へ集める様子を確認しました。以下の人数・時間・合図・判定方法は、学童で実施しやすくするためのルール案です。
手足の色合わせゲームとは?
参加する子は、椅子を輪に並べて内側を向いて座ります。右手・左手・右足・左足に、1か所ずつ違う色の目印を付けておきます。
先生が「黄色!」と呼んだら、黄色の目印が付いた手か足を中央へ出します。全員の黄色が集まったら成功。いったん元の姿勢に戻り、次の色に挑戦します。
| 項目 | 学童で行う場合の目安 |
|---|---|
| 対象 | 小学生。難しい場合は両手の2色から |
| 人数 | 1組3〜6人程度から試す |
| 時間 | 5〜10分程度 |
| 場所 | 椅子が安定し、手足を動かす空間がある室内 |
| 道具 | 安定した椅子、4色の目印、合図用の色カード |
| 成功の条件 | 全員が指定された色の手か足を出せたら成功 |
手足の色合わせゲームに必要な道具
手足に付ける4色の目印
黄色・青・ピンク・緑など、区別しやすい4色を用意します。軽い色カードやフェルトなどを使い、手や靴の甲で見える位置に付けます。
参考映像では丸い色の目印が見られますが、材質や詳しい固定方法までは確認できません。実施するときは、子どもが動かしても外れにくく、締め付けや引っかかりがない方法を選びましょう。
靴底には付けず、指や手首・足首をきつく巻かないようにします。輪ゴムなどで強く固定する方法も避けてください。
参加人数分の椅子と色カード
椅子はキャスターがなく、ぐらつかない物を使います。手足を出しても人や椅子に当たらないよう、間隔を調整しましょう。
先生用に、目印と同じ色のカードを用意すると、声の合図に加えて目でも確認できます。
目印の付け方と座る位置
1人につき4色を1つずつ使い、両手・両足へ分けて付けます。慣れるまでは全員同じ配置で練習し、その後、子どもごとに配置を変えると難しさを調整できます。
例えば、次のようにすると、同じ色の合図でも動かす場所が変わります。
| 付ける場所 | Aさん | Bさん |
|---|---|---|
| 右手 | 黄色 | 青 |
| 左手 | 青 | ピンク |
| 右足 | ピンク | 緑 |
| 左足 | 緑 | 黄色 |
椅子は内側を向く輪にします。ただし、中央で手足が必ず触れ合うほど近づける必要はありません。無理なく出せる範囲で、中央の方向へ動かせれば十分です。
まずは3ステップ図解で、目印の付け方と、合図の後に動かす手足を確認しましょう。

手足の色合わせゲームの基本ルール
① 自分の手足の色を確認する
始める前に、両手と両足のどこに何色が付いているか、一緒に確かめます。
「黄色を見せて」「青はどこかな?」と、ゆっくり練習しましょう。足を出す練習では、座った姿勢が安定しているかも確認します。
② 呼ばれた色の手か足を中央へ出す
先生が色を1つ呼びます。子どもは自分の目印を見て、その色が付いている手か足だけを、中央の方向へそっと出します。
「青!」なら、自分の青を探します。隣の子が右手を出していても、自分の青が左足なら左足を出します。
腕を伸ばしきったり足を高く上げたりせず、背もたれから大きく身を乗り出さない範囲で動きます。
③ 色を確認して、元の姿勢へ戻す
全員が出したら、指定された色がそろっているか確かめます。そろっていたら成功です。
間違えた子がいても脱落にはせず、「自分の青はどこだったかな?」と確認してやり直します。
「戻して」の合図で手足を戻し、姿勢が整ってから次の色を呼びます。足を出したまま、次々に別の動きをさせないようにしましょう。
子どもへの説明例
「手と足に4つの色が付いているね。先生が『青!』と言ったら、自分の青を探して、真ん中の方へそっと出そう。お友達に触らなくていいよ。色がそろったら成功! 『戻して』で戻って、次の色を待ってね」
最初は先生が見本を見せます。慣れるまでは、色カードを見せながら同じ色を声で伝えると進めやすくなります。
手足の色合わせゲームを低学年でも楽しむ工夫
最初は手だけ・2色で遊ぶ
両手に違う色を付け、呼ばれた色の手を出す方法から始めます。足を使わないので、椅子に座る姿勢を保ちながらルールを覚えられます。
自分の目印を見てから動いてよいことにする
色の位置を暗記する必要はありません。目印を見て、正しい場所を選べれば成功です。
「早く!」と急がせず、全員が確認できる間を取りましょう。
色に形や番号を組み合わせる
色だけでは見分けにくい場合は、目印に丸・三角・星などを加え、合図用カードにも同じ印を付けます。
「青・星のマーク」のように伝えれば、色以外の手がかりも使えます。
手足の色合わせゲームのアレンジ
以下は学童向けの追加ルール案です。
子どもがお題係になる
1人がお題係になり、色カードを選んで合図を出します。数回ごとに交代すると、動く役以外でも参加できます。
みんなで連続成功に挑戦する
最初は3回連続、慣れたら5回連続など、グループで成功を目指します。
間違えた人を責める形にせず、「もう一度確かめてやってみよう」と、そろった回数を楽しみましょう。
声を使わず、カードだけで合図する
色カードを見せ、目で確認して手足を選ぶ方法です。声で呼ぶ回と切り替えるときは、始める前に合図の出し方を知らせておきます。
手足の色合わせゲームを安全に遊ぶポイント
- 椅子が滑ったり、ぐらついたりしないか確認する。
- 立ち上がったり、椅子を傾けたりしない。
- 中央で手足をぶつけず、触れ合うことを成功条件にしない。
- 足は低くゆっくり出し、蹴る動きにしない。
- 目印が落ちたら全員いったん止まり、姿勢を整えてから拾う。
- 手足を出すとバランスを崩す子は、手だけ・指さしなどで参加する。
輪を小さくするよりも、安定した姿勢で動ける空間を優先しましょう。参加人数が多いときは、見守れる人数に合わせて少人数の組へ分けます。
よくある質問
同じ色の目印を、同じ手足に付ける?
初めは全員同じ配置でも構いません。動きが分かったら配置を変えると、自分の色を確かめて動く遊びになります。
中央でタッチしないといけない?
この記事のルール案では、タッチは必要ありません。指定された色が付いている手足を、無理のない範囲で中央へ出せたら成功です。
間違えたらアウト?
脱落なしで、色を確認して再挑戦する形を提案します。参考映像だけでは、勝敗や脱落の決まりまでは確認できません。
自分の色を見つけて、みんなで合わせよう
手足の色合わせゲームは、色の合図に合わせて、自分の手や足を選んで動かす室内遊びです。
まずは両手の2色から始め、慣れてきたら足も加えてみましょう。速さよりも、みんなで同じ色をそろえる楽しさを大切にしてみてください。
ほかの色遊び・室内レクも探す
色の順番を覚えて体を動かす遊びには、色おぼえジャンプの遊び方もあります。ほかの運動遊びも選びたい方は、小学生向けの室内レク8選も参考にしてください。
参考元
参考映像内のInstagram表記:@DANILLOMFG。遊びの動きを参考に、名称と進行方法を学童向けに整理しています。本記事のイラストと図解は独自に作成したものです。















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