キャッチバレーボールは、レシーブの代わりにボールをキャッチできる、バレーボールを簡単にした遊びです。この記事では、小学2年生・10人以上で実際に行った「キャッチしてセッターへ渡す→トス→スパイク」の3段階で返す遊び方を紹介します。競技団体の公式ルールではなく、参加する子どもに合わせたレクリエーション用のルールです。
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- キャッチバレーボールの基本ルール
- 低学年でも楽しめる工夫ポイント
- 支援員として気をつけたい安全対策
レシーブが難しい子も、キャッチならボールをつなぐ時間を取れます。初めは職員がセッターを担当し、スパイクしやすいトスを上げると、打つ楽しさを体験してもらいやすくなります。
🎯 対象年齢・人数・準備物
- 実践した学年:小学2年生(ほかの学年では、ボールを扱う様子に合わせて調整)
- 実践した人数:10人以上。2チームに分け、会場が狭い場合は交代で参加
- 準備物:ボール(低学年には軽く柔らかいものを検討)、ビブス、簡易ネット(バドミントンネットなど)
ネットは倒れないように設置し、子どもが無理なく返球できる高さに調整します。
コートは会場と参加人数に合わせて決めます。狭くする場合も、隣の子とぶつからずに動ける間隔と、壁・支柱からの余裕を確保してください。人数が多ければ、組を分けて交代する方法もあります。
まずは3ステップ図解で遊び方の流れを見てみましょう。

📘 基本ルールと遊び方
私たちが行ったのは、基本3回で相手コートへ返すルールです。2チームに分かれ、次の流れでつなぎます。
- 1回目:キャッチしてセッターへ渡す。相手から来たボールをキャッチし、トスを上げる役のセッターへ渡します。
- 2回目:セッターがトスを上げる。スパイクする子が打ちやすい位置へボールを上げます。初めは職員などが担当すると進めやすくなります。
- 3回目:スパイクで相手コートへ返す。スパイカーの順番を決めて、全員が打つ役を経験できるようにします。
ここでは「キャッチしてセッターへ渡す」までを1段階とする、学童での簡単ルールとして説明しています。通常のバレーボールの接触回数の数え方とは異なるので、始める前に一度実演して共有しましょう。
何点で勝ち?実践では10点を目安に調整
私たちが行ったときは、10点で区切ることがありました。いつも同じ点数に固定せず、子どもの実情や試合時間に合わせて調整しています。
床に落ちたときやコート外へ出たときの得点、サーブの方法は、下の「遊びを始める前に決めておくこと」を参考に、参加者全員でそろえてから始めてください。
遊びを始める前に決めておくこと
会場や学年によってルールが食い違わないよう、次の項目を活動前に確認します。
- 何回で相手コートへ返すか、同じ人が続けて触ってよいか
- キャッチした後に歩いてよいか、何秒まで持てるか
- サーブの方法と、得点後にどちらから再開するか
- 床・天井・壁・コート外に当たった場合の扱い
- 何点先取、または何分で終了するか
初回の練習案:得点を付けず、キャッチしてから相手へ返すラリーを行います。床に落ちたらその場で一度止め、準備ができてから再開します。対戦はラリーに慣れてから、上記の約束をそろえて始めましょう。
盛り上げるコツ|職員のトスとスパイクの順番
初めからトスまで子どもだけで行うのが難しければ、職員がセッターを務めます。打ちやすいボールを上げることで、まずはスパイクする楽しさを感じてもらう進め方です。
スパイカーは得意な子だけに任せず、順番を決めて全員ができるようにするのがおすすめです。キャッチやつなぐプレーにも目を向けて、成功した場面を一緒に喜びましょう。
⚠️ 安全に遊ぶための支援員の工夫
- ネット周辺での接触に注意。支柱や壁から距離を取り、ネットの下をくぐって相手コートへ入らないようにする
- ボールを追って滑り込む動きは勧めず、無理な飛び込みや仲間との衝突を避ける。床の滑りや障害物を確認し、危ない動きが出たら一度止めて約束を見直す
- 周囲の安全確認と「入らないでね」などの声かけを
- スパイクの際は無理なジャンプを控えるよう伝える
- コートの境界は床用テープなどで示し、足元に引っかかるロープや道具を置かない
児童クラブで実際にやった感想|小学2年生・10人以上
小学2年生の子どもたちと、10人以上で行いました。キャッチにすることでレシーブの難しさがなくなり、子どもたちも活気よく取り組んでいました。
初めは職員などがセッターを担当して、スパイクを打ちやすいトスを上げると、バレーボールの楽しさを伝えやすいと感じました。キャッチができるので簡単には点数が入らず、つなぐ面白さもありました。
滑り込んでキャッチを成功させた場面では、周りから「ナイス!」と声が上がり、盛り上がっていました。仲間のプレーを喜ぶ声かけが見られたのが印象的です。
これから実施する方へ:滑り込みは実際に見られた場面の紹介で、推奨する動きではありません。無理にボールを追わなくてよいことを伝え、接触や転倒を避けられる範囲で楽しんでください。
レシーブに切り替えて分かった、難易度を分ける大切さ
小学2年生を中心に10人以上で実施した際、途中で「ちゃんとしたバレーボールのルールでやりたい!」という声が上がりました。そこで、キャッチする方法から、レシーブでボールをつなぐ方法に切り替えてみました。
ところが、レシーブが苦手な子もいるため、ラリーが続かなくなりました。途中で遊びをやめてしまう子もいて、全員のルールを一度に難しくすることの難しさを感じました。
この経験から、次回はキャッチで楽しむグループと、レシーブに挑戦するグループに分けるなど、それぞれに合った難易度で遊べるようにしたいと考えています。
分ける際は「上手な子・苦手な子」と呼ぶのではなく、「キャッチコース」「レシーブチャレンジコース」のようにし、本人の希望や様子に合わせて行き来できる形を試したいです。挑戦したい子も、まずはボールをつなぐ楽しさを味わいたい子も、参加し続けられる遊び方を大切にしたいと思います。
よくある質問|キャッチバレーボールを低学年で行うコツ
1年生でも遊べますか?
この記事の実践例は小学2年生です。1年生向けの調整案としては、最初はスパイクを使わず、キャッチしてから相手コートへ投げ返すルールにすると参加しやすくなります。慣れてきたらトスやスパイクを少しずつ追加します。
ラリーが続かないときはどうしますか?
まずは職員がセッターを担当して、打ちやすいトスを上げる方法があります。それでも難しければ、練習ではスパイクを使わず、キャッチして投げ返すところから始める案もあります。簡単なルールへ変えるときは、3段階で返す基本ルールとの違いを全員に説明します。
どんなボールが向いていますか?
低学年や初心者が多い場合は、硬いボールよりも軽くて柔らかいボールの方が安心です。参加する子の年齢や会場の広さに合わせて選びます。
ネットの高さはどう決めますか?
公式競技の高さに合わせる必要はありません。参加する子がボールを返しやすく、ネット越しに相手コートを見やすい高さから始め、慣れてきたら調整します。
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まとめ|キャッチから始めて、全員がスパイクを楽しむ
小学2年生・10人以上での実践では、キャッチを取り入れることでレシーブの難しさを減らし、活気のある遊びになりました。基本は「キャッチしてセッターへ渡す→トス→スパイク」。初めは職員がセッターを務め、スパイカーの順番を決めると、全員が打つ役に挑戦できます。
得点は実践時の10点を一例として、子どもの様子と活動時間に合わせて調整してください。















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