相手が選ぶコマで4つそろえる「クアルト」
クアルトは、相手が選んだコマを自分が置く、2人用のボードゲームです。自分の手番だけでなく、相手に渡すコマも考えるため、最初は属性を一つ(色や形など)に絞って見分ける練習をしてから遊ぶと分かりやすくなります。
シンプルなルールなのに奥が深く、大人も思わず夢中になる知的ゲーム。相手に何を渡すか、自分はどこに置くかを考えるゲームです。この記事では基本ルールと、学童で導入する際の提案を紹介します。
🏷 クアルトってどんなゲーム?
「クアルト」はBlaise Mullerが考案し、Gigamic(ギガミック)社が販売する2人用のボードゲームです。 4×4マスのボードに“同じ属性”を4つ並べて「クアルト!」と宣言したら勝ち。- 色 … 白/黒
- 高さ … 高い/低い
- 形 … 丸/四角
- 穴 … あり/なし
コマには各属性の組み合わせが1つずつあり、同じ特徴の組み合わせを持つコマはありません。
🎒 対象・人数・準備物
- 対象年齢:8歳以上(Gigamicの通常版製品案内)。学年だけでなく、属性を見分けられるかを確認して進めます。
- 人数:2人。人数が多い場合は対戦時間を区切って交代します。
- 必要なもの:クアルト本体
- 時間の目安:1局10〜20分(公式説明書)。現行の英語版製品案内は約15分と表示
🛒 この遊びで使う道具
クアルト本体はこちらから確認できます。
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出典:Gigamic「Quarto」・公式説明書(日本語を含むPDF)(2026年10月16日確認)。購入する版の対象年齢や内容物も確認してください。
コマを口に入れたり投げたりせず、乳幼児の手の届かない場所で保管します。遊び終わったら16個そろっているか確認してください。
3人以上で使う場合は、対戦する2人と次の順番を先に決めておく方法があります。
まずは3ステップ図解で遊び方の流れを見てみましょう。

📺 ルール(動画解説あり)
動画はこちらからどうぞ。🔑 基本の流れ
- Aが16個の中から1つコマを選び、Bに渡す
- Bは渡されたコマを空いているマスへ置く
- 置き終わったらBがコマを1つ選び、Aへ渡す
- 4つ同属性が縦・横・斜めにそろったら「クアルト!」と宣言して勝利
勝敗と宣言忘れの扱い
4個すべてに共通する属性が少なくとも1つあればそろいます。例えば色が全部同じなら、高さや形が違っても構いません。コマは共用で、「自分の色」を決めるゲームではありません。
置いた人が並びを見落として相手に次のコマを渡した場合、相手はその時点で「クアルト!」と宣言し、並びを示して勝てます。宣言忘れだけで即負けになるわけではありません。両者とも気づかず次のコマを置く段階へ進んだ場合、その見落とした並びで後から勝つことはできません。
16個すべてを置いても勝者が決まらなければ引き分けです。宣言のタイミングなどの判定は、手元の説明書でも確認してください。
盤面を見るときのポイント
クアルトには、並びを見比べ、渡すコマと置く位置を考える場面があります。以下は考え方の例で、能力向上を測定した結果ではありません。
- 置く前:受け取ったコマで完成する列がないか、縦・横・斜めを見ます。
- 渡す前:相手に渡そうとしているコマが、残り1個の列を完成させないか確認します。
- 終了後:「何が共通していた?」と確認し、色以外のそろい方も一緒に探します。
初めて遊ぶときの工夫
公式説明書には、勝利条件に使う属性を1〜3種類に絞る初心者向けの方法があります。最初は「同じ色の4個だけを探す」と決め、慣れたら高さ・形・穴の有無を加える方法です。使うコマを減らすのではなく、判定する属性を絞ります。
学童での進行案として、初回は時間制限を付けず、置く・渡すの順番を一緒に確認します。相談して遊ぶペア戦にする場合は、通常の2人対戦とは異なるアレンジとして全員に説明してください。
支援員が説明するときの例
ここは実践済みの体験談ではなく、説明の提案です。「受け取ったコマを置く」「次に相手が置くコマを選ぶ」を分けて実演します。置くコマを自分で選びそうになったら、受け渡しからもう一度確認します。
通常ルールを覚える練習では、見落とした列を終了後に一緒に探す時間も取れます。見学する子が答えを教えると対戦に影響するため、助言してよい練習回か、助言なしの対戦かも先に決めます。
✅ まとめ|放課後の“学び遊び”にクアルトを!
クアルトは、相手から受け取ったコマを置き、共通する属性の4個の列を探すゲームです。初めての子には「置く人と選ぶ人が違う」ことを実演し、宣言と引き分けの扱いも共有してから始めましょう。
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