ボール拍手ゲームは、ボールが地面についたタイミングで拍手をする遊びです。ボールをつく人は、ときどき「つくふり」を混ぜます。地面についていないのに拍手をしたら、その回は輪から抜けます。
道具はボール1個。走り回るコースを作らず、輪になって取り組めるので、学童の集まりやレクリエーションにも取り入れやすい遊びです。
「今度こそつくかな?」と手の動きにつられそうになるところが、この遊びの面白さ。ボールが地面につく瞬間をよく見て楽しみましょう。
ボール拍手ゲームとは?
進行役が持つボールを見て、拍手をするか、手を止めて待つかを判断します。
覚えるルールは、「ボールが地面についたら拍手。ついていないのに拍手をしたら抜ける」です。
| ボールの動き | 参加する子の動き |
|---|---|
| 地面につく | 拍手を1回する |
| 手に持ったまま下げる | 拍手をせずに待つ |
| つくふりをして途中で止める | 拍手をせずに待つ |
ボールを下げ始めた瞬間や、進行役が手を動かした瞬間に拍手をしないことがポイントです。
準備するものと人数
- 地面や床で弾むボール:1個
- 全員からボールと接地点が見える、平らな場所
- ボールをつく進行役:1人
人数が多いときは、ボールが見えるかどうかを優先して組を分けます。最初は少人数で試し、全員が無理なく見える輪の大きさに調整しましょう。
ボールは片手や両手で扱いやすく、軽くついても弾む物を使います。弾みにくいボールだと、ついたかどうかが分かりにくくなるため、始める前に確認してください。
図解で、拍手をする場面と手を止める場面を確かめましょう。

ボール拍手ゲームの基本ルール
1.ボールが見えるように輪になる
参加する子は、隣の子と手がぶつからない間隔を空けて輪になります。進行役は輪の中央など、全員から見えやすい場所に立ちます。
体やほかの子の足でボールが隠れないか、実際につきながら確かめましょう。輪にこだわらず、見えにくい場合は半円にしても遊べます。
2.まずはフェイントなしで練習する
進行役がボールを1回つき、地面についたタイミングで全員が拍手を1回します。
続けて何度も弾ませるのではなく、初めは1回ついて持ち直します。「ボールが地面についたら、パン!」と、反応する瞬間をそろえましょう。
3.ボールをつく動きにフェイントを混ぜる
慣れてきたら、本当にボールをつく動きと、つくふりをする動きを混ぜます。
ボールを下げて途中で止めたり、つきそうに見せて持ったまま戻したりします。ボールが地面につかなければ、参加する子は拍手をしません。
進行役の腕だけでなく、ボールそのものを見て待ちましょう。
4.地面についていないのに拍手をしたら抜ける
フェイントにつられるなどして、ボールが地面についていないのに拍手をした子は、その回は輪から抜けます。
抜けた子は、ほかの子の視界や通り道をふさがない場所で応援します。移動する間は進行役がボールを止め、全員が落ち着いてから再開してください。
判定がはっきりしない場合は、進行役が一度止めてやり直しましょう。
5.残った人で続ける
同じルールで続け、最後まで残った人を勝ちにします。
進行の提案として、残っている全員が同時に間違えた場合は、その直前まで残っていたメンバーでやり直すと決めておきます。時間で区切る回なら、無理に1人へ絞らず、そのメンバーを同率として終える方法もあります。どちらにするかは開始前に共有しましょう。
長くなりそうな場合は、始める前に「この回は1分間」などと区切り、時間が来たときに残っていた子を全員成功にする方法もあります。
子どもへの説明例
「ボールが地面についたら、拍手を1回するよ。つくふりをすることもあるから、よく見てね。地面についていないのに拍手をしたら、その回はお休み。ボールがつくまで、手を止めて待とう!」
説明した後に、本当につく動きとフェイントを1回ずつ見せると、何を見ればよいか伝わりやすくなります。
ボール拍手ゲームを低学年でも楽しむ工夫
ゆっくりした動きから始める
初めはボールを見やすい位置に持ち、1回ごとの間を空けます。動きを速くするよりも、地面についた瞬間が分かることを大切にしましょう。
初めの練習は抜けずに続ける
最初の数回は、間違えてもそのまま参加します。「今のはまだ地面についていなかったね」と確認してから、次の動きへ進みましょう。
ルールが分かってから、輪から抜ける本番を始めます。
抜けても次の回ですぐに戻れるようにする
1回を短く区切り、終わったら全員が戻って再スタートします。早く抜けた子の待ち時間が長くならないようにしましょう。
ボール拍手ゲームのアレンジルール
全員成功チャレンジ
輪から抜けるルールを使わず、「フェイントに拍手をせず、全員で5回できるかな?」と挑戦します。
まずは本当につく動きとフェイントをゆっくり混ぜ、成功した回数を数えます。競争に慣れていない子とも取り組みやすい方法です。
2回間違えたら交代
1回目の間違いでは続行し、2回目でその回をお休みにするアレンジです。初めから抜けると難しい場合に使えます。
数え間違いが起きないよう、指を1本立てるなど、本人と進行役が分かる方法を決めておきましょう。
ボールをつく役を交代する
基本の流れに慣れたら、子どもも進行役に挑戦できます。
ボールを強く投げつけず、自分の近くで1回ついて持ち直す練習をしてから交代します。フェイントを考える役と、見抜く役の両方を楽しめます。
安全に遊ぶためのポイント
- 隣の子と手がぶつからない間隔を空ける。
- ボールをつく場所の近くに参加者を立たせない。
- ボールを人に向けて投げたり、強くたたきつけたりしない。
- ボールが転がったら全員で追わず、進行役が止めてから拾う。
- 輪から抜ける子が移動している間は、次の動きを始めない。
- 濡れた床や、物が散らかった場所では行わない。
大きな音を出す必要はありません。無理に強く拍手をせず、見て分かる程度の拍手で遊べます。
よくある質問
フェイントにつられたらどうする?
ボールが地面についていないのに拍手をしたら、その回は輪から抜けます。次の回になったら、また全員で参加しましょう。
ボールを下げたら拍手をする?
下げただけでは拍手をしません。ボールが地面につくまで待ちます。
拍手が遅れた場合も抜ける?
基本は「地面についていないのに拍手をしたら抜ける」という条件で進めます。最初は速さを厳しく競わず、実際にボールがついたことを見て拍手できるようにしましょう。
室内でもできる?
ボールをつける床と、周囲の人や物にぶつからない空間があれば遊べます。施設の決まりに合わせて、ボールの使用や音を出してよい場所か確認してください。
ボールが地面につく瞬間を見て楽しもう
ボール拍手ゲームは、「ついたら拍手」「ついていなければ待つ」という分かりやすいルールの遊びです。
まずはフェイントなしでタイミングを確かめ、慣れてから少しずつつくふりを混ぜてみましょう。短い回を繰り返せば、抜けた子も何度も挑戦できます。
合図を見て動く遊びも楽しもう
色や方向の合図で体を動かすなら、ライン反応ゲームもあります。色を見て左右へ動く色合図サイドステップも、学童のレクリエーションに取り入れられます。
参考元
Instagram:@ALIAKBARYAGHOUTI。ボールをつく動きとフェイントを使う遊びを参考にしています。
















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