遊びだけじゃない!子どもと信頼を築く放課後児童支援員のしごと
れんれん:はいさい!沖縄で児童クラブ支援員をしているれんれんです!
放課後児童クラブで働く支援員の役割って、実はとっても幅広いんです。
「ただ遊ぶ相手をする人?」と思われがちですが、子どもの成長を支え、信頼を築くパートナーとしての責任もあります。
この記事では、支援員としての1日の流れや、子どもとの関わりの中で感じたやりがい・エピソードをご紹介します。
📅 放課後児童支援員の1日の流れ
子どもたちが安心して過ごせるよう、支援員の仕事は細やかな気配りが求められます。
実際の流れを見てみましょう。
- 受け入れ:
「おかえり〜!」の声かけからスタート。
表情や様子をチェックしながら、その日の子どもの状態を読み取ります。
一言の声かけが、心の変化を知るきっかけになることも。 - おやつタイム:
軽食を囲みながらリラックス。
「今日ね、先生にほめられたんだ!」なんて報告が聞けるのもこの時間です。 - 学習時間:
宿題やドリルを進める時間。
わからない問題にヒントを出しながら、“自分で考える力”を育てます。 - 遊びの時間:
外遊び、ボードゲーム、工作など子どもたちが選んで自由に遊ぶ時間。
遊びの中にもルールや人間関係の学びがいっぱいです!
最近は、段ボール迷路・カード大会・季節イベントなど、イベント型の遊びも人気です♪
🎯 遊びは“学びと育ち”のチャンス
「遊び=息抜き」だけじゃありません。支援員の視点では、遊びこそが“育ちの入り口”になることを大切にしています。
- 鬼ごっこ:
「ルールを守る」ことや「鬼になったときにどう立ち回るか」といった判断力が自然と育ちます。
思いきり走ることで体力を発散し、ストレス解消にもつながります。 - ボードゲーム:
順番を待つ、負けを受け入れるなど社会性を学ぶ体験がたくさん詰まっています。
時にはルールをめぐって意見がぶつかる場面もありますが、その都度話し合うことで相手の考えを知る力も育ちます。 - 工作活動:
折り紙や段ボール制作、季節の装飾づくりなどを通して、集中力・発想力・手先の器用さを伸ばします。
完成した作品を見て「できた!」と自信をつける子どもも多くいます。
子どもの「得意」「好き」「夢中になること」が見える瞬間を逃さず、適切な声かけやチャレンジの場を用意することで、自信につながる小さな成功体験を積み重ねていけるよう心がけています。
🫶 信頼関係は“日々の小さな関わり”から
支援員にとって、子どもの心に寄り添うことも大切な役割のひとつ。
ある日、学校では反抗的だった子が、「クラブでは安心できる」と話してくれました。
「誰にも言えないことがある」と打ち明けてくれたとき、私は話を遮らず、ただ耳を傾けました。
れんれん:「話してくれてありがとう」
この一言が、その子にとっての“安心のスイッチ”になったように感じました。
その後、その子は少しずつ前向きな言動が増え、自信を持って行動できるようになっていきました。
「信じてくれる大人がいる」という存在は、子どもの心の支えになります。
クラブは、家庭でも学校でもない“第三の居場所”としての役割も担っているのです。
👨👩👧👦 保護者・学校・地域との連携
放課後児童支援員は、子どもと向き合うだけでなく、家庭・学校・地域とのつながりも大切にしています。
- 保護者との連携:日々の様子を共有することで、家庭との信頼関係が深まります
- 学校との情報共有:学習面・生活面でのサポートにつながります
- 地域との協力:行事やイベントに地域の方が関わることで、子どもの視野が広がります
大人たちが連携することで、子どもはもっと安心して育っていける。
それがこの仕事のやりがいのひとつでもあります。
🌟 この仕事のやりがい
何よりのやりがいは、子どもたちの「できた!」に寄り添えること。
昨日までできなかったことができたときの、嬉しそうな顔・誇らしげな声。
「また明日も来るね!」
このひとことが、支援員としての誇りと原動力になります。
まとめ:支援員の関わりが子どもの未来を照らす
放課後児童支援員は、遊び・学習・心のサポートまで、子どもの育ちに寄り添う伴走者です。
日々の小さなやりとりの積み重ねが、子どもの自信・安心・自己肯定感へとつながっていきます。
れんれん:これからも「来てよかった」と思ってもらえるクラブづくりを、子どもたちと一緒に続けていきたいと思います!
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