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「定時退社」は、仕事をテーマにした特殊効果つきのババ抜き系カードゲームです。同じ名前のカードを2枚そろえて出し、手札をなくして「退社」を目指します。残業カードを最後まで持っていると負けですが、途中で「労基」の効果によって見つかる場合もあり、普通のババ抜きとは違う駆け引きが楽しめます。
この記事では、定時退社のルール・準備・勝敗を整理し、小学生や学童で取り入れる際の説明方法も紹介します。作者がゲームマーケットで公開している説明書・カード一覧をもとにした解説です。学童で実際に遊んだ体験談ではなく、支援員の視点からの導入案を含みます。
定時退社とは?人数・年齢・時間の目安
| ゲーム名 | 定時退社〜戦略型ババ抜き系カードゲーム〜 |
|---|---|
| 制作 | MottainaiGames/ゲームデザイン:ぐっちー |
| 対象年齢 | 7歳以上 |
| 人数 | 3〜6人 |
| 時間 | 3〜15分(作者の商品案内) |
| 用意する物 | 専用カード・同梱説明書・全員がカードを置ける机 |
公開説明書では3〜10分と案内されています。上の表は作者の商品紹介の目安です。初めてなら、カード効果を読む練習と片付けの時間も別に確保しましょう。内容物や細部は、購入した版の説明書を優先してください。
まずは図解で、定時退社の遊び方を確認
自分の番は「引く→ペアを出すか決める→効果を処理する」の順に考えると整理しやすくなります。

定時退社のルール・準備
1.残業カードと仕事カードを準備する
手元の説明書に従って使用するカードを選び、よく混ぜ、1人に1枚ずつ順番に配ることを繰り返して、使用するカードをすべて配り切ります。各自の手札を1枚だけにして始めるのではありません。公開説明書では、残業カード1枚とほかのカード48枚を使う構成です。掲載されている説明書画像は合計49枚の構成ですが、作者の商品紹介ページの内容物欄には40枚という別の表記もあります。購入した版の同梱説明書を確認し、異なる構成の枚数を混ぜないでください。
2.最初の人と進む方向を確認する
公開説明書では、最近残業した人から始め、時計回りに進みます。該当する人がいなければじゃんけんで決められます。子ども同士で遊ぶなら、じゃんけんで決めると説明しやすいでしょう。
普通のババ抜きと違う点:配られた時点でペアがあっても、最初にまとめて捨てません。自分の番に処理します。
自分の番にすること|基本の流れ
①右隣の人からカードを1枚引く【必須】
右隣の人の手札から1枚引きます。まずカードを引き、その後でペアを出すか考えましょう。
②同じ名前のカードを1ペア出す【任意】
手札から、同じ種類の仕事カード2枚を中央へ表向きに出せます。通常は1ペアだけで、出せるペアがあっても出さずに終えて構いません。出したカードに効果があれば処理します。追加で出せる効果などは、そのカードの指示に従います。
③手札がなくなったら「退社」
引く・カード効果の処理で手札が0枚になれば退社し、ゲームから抜けます。退社後はカード効果の対象になりません。効果によってカードを受け取る場合もあるので、効果を最後まで確認してから退社を判断します。
- 右隣から1枚引く。
- 同じ名前の2枚を、通常は1ペアだけ出せる。
- 出した効果を読んで、手札0枚を目指す。
その後で「残業が見つかっても終わる」ことを伝えると、手順と勝敗を分けて理解しやすくなります。
勝ち方・負け方は?終了条件を整理
| 終了する場面 | 勝敗 |
|---|---|
| 労基によって残業が公開された | 公開させた人が勝者。残業を持っていた人が敗者。 |
| 手札を持つ人が1人だけになった | 退社した人全員が勝者。残業を持っていた人が敗者。 |
「最後まで残業を持たない」だけでなく、「労基で残業を見つける」勝ち方もあります。どちらの終了条件なのかを確認して判定しましょう。
特殊カードの効果と面白いポイント
労基:相手のカードを確認する
ほかの人の手札から1枚を選び、全員に見えるよう公開する効果です。残業が公開されるとゲームが終了するため、手札を減らす以外の勝ち筋になります。
取引・情報共有:カードの持ち主が変わる
「取引」はほかの人とカードを1枚交換し、「情報共有」は全員が左隣へカードを1枚渡す効果です。残業の持ち主が変わる可能性があるので、一度得た情報だけで決めつけない面白さがあります。
エナドリ・会議:出す順番を考える
「エナドリ」は追加のカード使用につながり、「会議」が使われると残業を持っている人が宣言します。どのペアをいつ出すかを考えられる点が、普通のババ抜きとの違いです。
ここでは代表例を紹介しました。「飲み会」「新人教育」など、ほかの効果や例外もあります。カードに書かれた条件と同梱説明書を全員で確認し、分からない処理は次の人が引く前に止めて確かめましょう。
小学生・学童で遊ぶときの進め方
低学年には言葉の意味を先に伝える
対象は7歳以上ですが、「退社」「残業」「労基」など、日常ではなじみの薄い言葉が登場します。最初に「手札が仕事、なくなったら帰れる」と説明し、カード名と効果を一緒に読んでみましょう。年齢だけでなく、短い文章の理解や、効果を待って確認できるかを目安にします。
最初は大人が効果の確認役になる
学童への導入案としては、初回だけ大人が同梱説明書を持ち、出されたカードの処理を確認する方法がおすすめです。誰から引くか、1ペアを出したか、効果が終わったかを順に声に出すと、途中で進行が混ざるのを防ぎやすくなります。
仕事のテーマと、友達への言動を分ける
ゲームには「パワハラ」「飲み会」「タバコ休憩」といった大人の仕事を題材にした名称も含まれます。導入前に大人が内容を確認し、グループに合うか判断しましょう。フレーバーのせりふをまねる必要はなく、子ども同士を責めたり、実際にからかったりしない約束で進めます。
公開説明書には敗者の準備・片付けや罰ゲームの案もありますが、学童では罰ゲームを設けず、準備と片付けを全員で行う運用を提案します。これは当サイトの運用案です。公式の勝敗条件とは分けて共有してください。
定時退社のよくある質問
2人でも遊べる?
作者が案内する人数は3〜6人です。この記事は、その人数での基本ルールを紹介しています。2人対戦を探している場合は、別のゲームも比較して選びましょう。
最初からそろったペアは捨てる?
公開説明書では、ゲーム開始時にペアを捨てません。自分の番に引いてから、通常は1ペアを出すか選びます。
毎回必ずペアを出す?
カードを引くのは必須ですが、ペアを出すのは任意です。追加効果や制限がある場合はカードの指示を確認します。
普通のトランプで代用できる?
専用カードの効果がゲームの中心なので、通常のババ抜きとは別の遊びです。定時退社を遊ぶ場合は、専用カードと説明書を用意しましょう。
購入先と、ほかのカードゲーム
名前をつけて覚えるゲームや、カードの行方を推理するゲームも比較できます。遊ぶ人数・文章を読む量・使える時間に合わせて選んでみてください。
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まとめ|ペアを出すタイミングがカギ
定時退社は、ババ抜きを土台に、カード効果と複数の勝ち方を加えたゲームです。最初は「引く・1ペアを出すか選ぶ・効果を処理する」を確認し、残業の公開による終了条件も共有しましょう。小学生と遊ぶなら、仕事に関する言葉の説明と、カード効果を確認する時間を設けると導入しやすくなります。
参考:作者による「定時退社」商品案内(ゲームマーケット)/同ページ掲載の公開説明書・カード一覧。2026年10月17日確認。図解のカードは手順説明用の模式図です。
















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